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【材料】カネカ、国内大手証券は円高を警戒し合成繊維やエレクトロニクスで影響を大きく受けると解説

カネカ <日足> 「株探」多機能チャートより
 カネカ<4118>が小幅安。売り一巡後にプラス圏に浮上する場面があったものの、現在は小安い水準で推移している。

 みずほ証券では、1円の円高で年間5億円弱の営業減益要因と推定し、合成繊維やエレクトロニクスで影響を大きく受けると指摘。ハイエンドスマートフォンの販売低迷によるポリイミドフィルムやグラファイトシートなど、エレクトロニクスに対する慎重な見方に変更はないとして、円高下における中長期的な成長シナリオを描く上で、ヘテロ接合結晶シリコン太陽電池やLED向け超耐熱透明有機・無機ハイブリッド材料など新製品の早期収益貢献が不可欠と解説。

 レーティング「中立」を継続、目標株価930円から1000円に引き上げている。
《MK》

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