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【市況】東京株式(寄り付き)=米株安などを嫌気し続落のスタート

 24日の東京株式市場は、売り先行のスタート。寄り付きの日経平均株価は、前日比21円安の1万6979円と続落スタート。午前9時現在の東京外国為替市場では、1ドル=112円40銭台での推移となっている。前日の米株式市場でNYダウ平均株価が原油安を背景に続落となったのに加え、外国為替市場での円高警戒感も根強いことから、売りが先行している。

 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比79.98ドル安の1万7502.59ドルと続落した。短期的な高値警戒感が高まるなか、NY原油先物価格が大幅に下落したのを嫌気して資源関連を中心に幅広い銘柄に利益確定の売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比52.798ポイント安の4768.861と6日ぶりに反落した。

 日程面では、日銀金融政策決定会合の主な意見公表(3月14~15日開催分)、2月のセメント国内販売量、22日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米2月の耐久財受注、トルコ中銀金融政策決定会合が焦点となる。

 寄り付き時点の業種別では、鉱業、卸売業、非鉄。鉄鋼、石油・石炭、銀行、海運などが売られている。半面、陸運、金属製品、空運、医薬品は買われている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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