【通貨】3月23日のNY為替概況
23日のニューヨーク外為市場でド ル・円は、112円91銭まで上昇後、112円47銭へ反落した。
米国の2月新築住宅販売件数が予想を上回ったこと、米セントルイス連銀のブラード総裁も4月の利上げの可能性に言及したためドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1196ドルから1.1160ドルへ下落した。
ドイツの主要経済研究所が2016年の国内総生産(GDP)消費者物価指数(CPI)見通しを引き下げたこと、欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事の発言「いつでも金利を下げることが可能」でユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、126円25銭から125円78銭へ下落。
ポンド・ドルは、1.4187ドルから1.4083ドルへ下落した。英国のEU離脱を警戒したポンド売りが継続。
ドル・スイスは、0.9728フランへ下落後、0.9766フランへ反発した。
[経済指標]・米・2月新築住宅販売件数:51.2万戸(予想:51.0万戸、1月:50.2万戸←49.4万戸)
《KY》
提供:フィスコ