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【市況】個別銘柄戦略:不動産や建設セクターなど内需株に関心へ


米国株やドル円の下げ渋りを映して、東京市場でも過度な警戒感は後退する状況になろう。ただ、買い手掛かり材料には乏しいほか、前日に上昇の反動もあって方向感は乏しい展開が見込まれる。物色は、公示地価を受けて不動産株の動向などが注目される。足元の出遅れ感の強さ、不動産市場への資金流入を促す政策期待などを背景に、出尽し感などにはつながらないと考える。含み資産関連などにも関心が向かおう。また、国内主要企業が自動運転で共同開発と伝わっていることで、自動運転関連銘柄などにはテーマ物色の流れが向かう可能性も高いだろう。ほか、昨日の鹿島の大幅な上方修正発表を受け、大手ゼネコン株にも業績上振れ期待の動きが波及しそうだ。昨日月次度発表した企業では、ジーンズM、ライトオン、ニトリ、ファンケルなど好調なものが多く見られる。

《KS》

 提供:フィスコ

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