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【特集】ビーロット Research Memo(4):不動産再生・開発を、多様な用途・地域で展開


■会社概要

(3)不動産投資開発事業

不動産再生と不動産開発の2つのモデルを展開する。不動産再生モデルは、収益性や遵法性に問題があり過小評価されている不動産を自社で取得し、企画力と再生ノウハウを駆使して資産価値の向上を図った上で売却するものである。再生のノウハウとしては、収入増加、費用削減、違法是正、適正用途への転用などがある。過去3年の物件保有期間は7.7ヶ月である。不動産開発モデルは、自社で土地を取得し企画・開発・管理・運営までを一環体制で手掛ける取り組みで、オリジナリティの高いプロジェクトが可能となる。2015年12月期の売上高は6,137百万円(前期比89.6%増)、セグメント利益は839百万円(前期比80.8%増)だった。成約した13案件の売却平均単価は471百万円(前期比220.7%)と大幅に上昇した。用途別には、一棟オフィス(4件)、一棟マンション(7件)が中心ではあるが、ホテル開発や店舗開発、介護施設など取扱い不動産の用途と価格帯が早いスピードで多様化しているのがビーロット<3452>の特徴だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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