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2016年03月22日15時03分

【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株道氏:米FOMC通過と年度末相場

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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株道氏(ブログ「株道?人に教えたくない私の相場帳?」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年3月18日18時に執筆

一昨晩の米国FOMCでは、大方の予想通りに政策金利は据え置き、利上げが見送られました。

そうなると定石では米国株は買われ、大幅な円高進行が懸念されていたのですが、その日は結果的にドル・円は112円台を維持でき、日本の株式市場にも年度末に向けての安心感が広まりました。本来、年内利上げ回数の予想が半減したので、為替110円割れでもおかしくない材料でした。

FOMCが終了。一先ず各国の金融政策会議を通過したことで、材料面ではアク抜けしています。政府日銀は本格的に、3月末の株価と為替の落とし所を探ってくると思われます。6月の参院選を有利に運ぶためには、6月に開示される3月末のGPIF(年金運用)の外貨建て資産評価を高める必要もあります。つまり、本音では少しでも円安に誘導しておきたいはずです。

とにかく、年明け以降、相場は異常値をつけましたので、現段階では、年前半安・後半高の需給想定の下、3月・4月上旬高をしっかりと利食い、4月・5月上旬はチャンス待ち、といったスタンスでいたいと思います。
(※自己責任でお願いします。6月を織り込み始める時期、個別銘柄の上昇余力によって判断が異なります)

このところ、バイオ株を筆頭に新興市場が堅調です。東証1部で方向感を見出だせない時は、より特徴ある相場展開を見せている市場で、地合いの強さと逃げ場をいち早く嗅ぎ分けるのも一策です。

日経平均日足の一目均衡表を見ると、雲の下限でもみ合う格好です。この雲の帯を上抜けるには相当なエネルギーが必要です。いずれにしましても、直近の大底から+2,400円、16%ほど上昇していましたので、日銀・米FOMCを控え、上昇様子見は自然な流れでした。むしろ、雲の下抜けからの日柄経過と25日移動平均線の上向き転換に注目すれば、トレンド維持のまま、下値はテクニカル面で限定されるかと思われます。

木曜後場、突然の仕掛け的な売りがありました。株価はマイ転、為替も一時111円をつけました。引けにかけて急速に戻しましたので、新規空売りとロスカットを誘ったものなのか、単なるポジション修正の買い戻しなのか、気になるところです。しばらく投資主体別売買動向に注目です。

需給状況からも、今月は再び大底圏を試しに行くとはならず、あっても比較的浅い調整幅で日柄重視の展開になると思われます。ただし、為替が110円を割ってきた場合、アルゴリズム型のロスカットを巻き込み、直近高値から-8~10%程度の調整は覚悟した方が良さそうです。

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執筆者名:株道
ブログ名:株道?人に教えたくない私の相場帳?

《NO》

 提供:フィスコ

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