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【材料】アイロムグループが後場一段高、虚血肢治療製剤の中国における開発実施先が決定と発表

 アイロムグループ<2372>が後場に入り一段高。午前11時50分ごろ、100%子会社IDファーマが、中国においてShenzhen Salubris Pharmaceuticalsのもとで虚血肢治療製剤の臨床試験を進めると発表しており、これを好感した買いが入っている。

 虚血肢は中国だけでも現在約2000万人の患者がいるといわれ、同製剤の上市により治療への貢献が期待されている。同製剤は日本では九州大学で第1/2a相相当の臨床研究が行われ、歩行距離および安静時疼痛の改善で良好であることが示されているほか、オーストラリアではIDファーマが主導して臨床試験を開始する予定だという。これに加えて、今後、中国で臨床試験を行うことで、グローバルな開発体制が確立されることとなり、開発加速が期待されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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