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2016年03月22日05時20分

【注目】前週末18日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

ブランジスタ <日足> 「株探」多機能チャートより

■ブランジスタ <6176>  2,242円 (400円、+21.7%) ストップ高

 昨年10月に設立されたブランジスタゲームの第一弾ゲームとなるスマホゲーム「神の手」への期待感が高まっているもよう。同社は昨年12月8日に、リリース時期は16年6~7月を予定しているが、早ければ4~5月になる可能性もあるとコメントしている。「神の手」は、リアルとバーチャルを融合させた設計が特徴。総合プロデューサーには秋元康氏が就任している。

■東芝テック <6588>  428円 (25円、+6.2%)

 東証1部の上昇率9位。東芝テック <6588> が大幅反発。東芝 <6502> が17日、子会社東芝メディカルシステムズのキヤノン <7751> への売却を発表。また、白物家電子会社の東芝ライフスタイルについても、中国家電大手の美的集団(広東省)に売却することで基本合意しており、グループ再編の思惑から同社にも買いが向かっているようだ。また、東芝が筆頭株主の芝浦メカトロニクス <6590> も同様に思惑買いが向かっているようだ。

■クルーズ <2138>  2,496円 (141円、+6.0%)

 クルーズ <2138> が急伸。同社は17日、ファストファッション通販「SHOPLIST.com by CROOZ」に、カラフル・ボード(東京都渋谷区)が提供するファッション人工知能「SENSY(センシー)」の試験導入を開始したと発表。また、同日には「SHOPLIST.com by CROOZ」アプリのダウンロード数が200万を突破したことも明らかにしており、これらが買い手掛かりとなっているようだ。

■コロプラ <3668>  2,365円 (96円、+4.2%)

 コロプラ <3668> が5日続伸。17日、「Oculus Rift(オキュラス・リフト)」向けに新作VRゲーム「Fly to KUMA」と「VR Tennis Online」の配信を今春から開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。今回発表された2作品のうち、「Fly to KUMA」は、たくさんのクマたちをゴールまで導くパズルゲーム。一方、「VR Tennis Online」は、白熱のテニスを楽しめるスポーツアクションゲームで、コントローラーのボタンでショットを打ち分けられ、シンプルな操作で奥深い駆け引きを楽しめるのが特徴という。なお、「Oculus Rift」は米オキュラスVR社が開発した、バーチャルリアリティー体験ができるヘッドマウントディスプレーのこと。

■CKD <6407>  922円 (36円、+4.1%)

 CKD <6407> が3日続伸。岩井コスモ証券がCKDの投資判断を「B+」から最上位の「A」へ格上げしており、買い手がり材料視されているようだ。同証券は、17年3月期に機器事業は半導体産業や工作機械産業向けに空気圧部品の売上増加が予想されるほか、後発医薬品の増産投資でも自動機械事業が医薬品の自動包装機の売上増加を狙うとみて、この増収効果が円高の影響などを吸収し、増収増益は可能と解説している。目標株価は現在の株価指標や株価水準などから、1350円から1100円へ引き下げている。

■クスリのアオキ <3398>  5,710円 (170円、+3.1%)

 クスリのアオキ <3398> が全般地合悪のなか反発。いちよし経済研究所は17日付のリポートで、同社株の投資判断「A」、フェアバリュー8000円を継続したことで買いが優勢となっている。新規出店が進むほか、利便性と食品強化・調剤併設型フォーマットによる既存店売上高が新店負担増を吸収。同リポートでは16年5月期通期営業利益100億円(前期比28.6%増)と過去最高益更新と予想している。

■タカラトミー <7867>  857円 (21円、+2.5%)

 タカラトミー <7867> が3日ぶりに反発。17日に、気ままなネコ型ロボット「Hello! Woonyan(ハロー!ウ~ニャン)」を4月28日に発売すると発表しており、業績への寄与が期待されている。「Hello! Woonyan」は、本物のネコと同じように、自由奔放さが大きな特徴で、放っておくとひとりでどこへでも行ってしまい、戻ってきたと思ったらたまに甘えてくる気ままな性格のロボット。コントローラーでの操作や、音声で指示するようなこれまでのロボットと違い、ロボットとスキンシップをとることで楽しむことのできる新しいペットロボットで、近年のネコ人気を背景に、若い女性やシニア層のネコ好きの人が楽しめるようにと開発されたという。

■DCMホールディングス <3050>  827円 (19円、+2.4%)

 DCMホールディングス <3050> が3日ぶりに反発。17日の取引終了後、傘下のDCMカーマが、ユニーGHD <8270> が運営するホームセンター事業の8店舗の事業を譲受することで合意したと発表しており、業容拡大への期待感から買いが入っている。ユニーGHD傘下のユニーが東海地区を中心に展開している「ユーホーム」8店舗を譲り受けるというもので、5月下旬に事業譲渡契約を結び、6~8月にかけて段階的に店舗を譲り受ける予定としている。

■ネクスト <2120>  1,324円 (22円、+1.7%)

 17日、ネクスト <2120> が北米最大級の賃貸不動産情報サイトを運営するZumperへの出資が完了したと発表したことが買い材料視された。Zumperが実施する第三者割当増資を引き受ける。この資金を元手にZumperは同業他社のPadMapperを買収した。これにより、同社の月間訪問者数は400万となり、北米最大の賃貸ベンチャーとなった。発表を受けて、世界最大規模の北米市場における事業強化による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■MARUWA <5344>  2,792円 (42円、+1.5%)

 MARUWA <5344> が全般安のなか続伸。いちよし経済研究所が17日付リポートで、投資判断「B」を継続しつつ、フェアバリューを3000円から3200円へ引き上げたことが好材料視されている。海外での光通信整備が活発化し、薄膜回路基板が好調に推移していると評価。16年3月期営業利益予想を34億円から36億円へ、17年3月期を同37億円から40億円へ上方修正している。

■UBIC <2158>  948円 (14円、+1.5%)

 17日、UBIC <2158> [東証M]が人工知能KIBIT搭載の新製品「Lit i View AI 助太刀侍」の営業活動を管理する機能について日本で特許を取得したと発表したことが買い材料。今回特許を取得した技術は、KIBITが日報や電子メールに含まれるサインを抽出し、営業部員の活動を評価・報告する技術。これにより、AI助太刀侍は、営業管理を効率化して売上拡大と顧客満足度の向上を強力にサポートする。発表を受けて、知的財産権の強化による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■国際石油開発帝石 <1605>  943円 (12.2円、+1.3%)

 国際石油開発帝石 <1605> やJXホールディングス <5020> 、出光興産 <5019> など石油関連株が続伸。17日のWTI原油先物価格は終値ベースで前日比1ドル74セント高の40ドル20セントに上昇した。原油価格の40ドル乗せは昨年12月初旬以来、約3カ月半ぶりのこと。 石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど主要産油国が増産凍結に向け4月中旬に会合を開くことが有力となったことが引き続き好感された。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに慎重なハト派的な姿勢が打ち出されドル安が進行したことから、ドル建てで取引される原油には割安感も指摘されている。WTI価格が40ドル台を回復したことから原油相場は新たなトレンド入りも期待されている。

■キヤノン <7751>  3,359円 (40円、+1.2%)

 キヤノン <7751> が小じっかり。17日引け後、東芝メディカルシステムズ(TMSC)の株式を東芝 <6502> から取得し子会社化すると発表した。ただ、子会社化は所要の競争法規制当局のクリアランスの取得を条件としている。普通株式の取得のために必要となるクリアランスを得られ次第、TMSC株式1億3498万株を約6655億円で取得する。株式取得のための資金は、自己資金または借入により調達する資金で対応する予定としている。東芝から独占交渉権を与えられていたため、子会社化自体は目新しい材料ではないものの、市場で7000億円強とみられていた買収額を下回ったこともあり、買い安心感につながっているようだ。

※18日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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