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2016年03月21日14時53分

【経済】米金利見通しの変化はやはり無視できないか


 米連邦公開市場委員会(FOMC)が16日に公表した声明では、インフレについて「ここ数カ月で上昇しているものの、長期目標の2%を下回っている」と指摘されていた。経済活動は緩やかなペースで拡大を続けており、労働市場は一段と力強さを増しているとの見方が示されたが、2%未満のインフレ率が続いていることが利上げ見送りの要因になったものとみられている。

 市場関係者の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)は金融政策の変更に際して、インフレ(物価見通し)を最も重視しているのではないか?との見方が広がっている。FOMCが公表した金利・経済予測でコアPCE(インフレ率)は、2016年末が1.6%(前回1.6%)、2017年末は1.8%(同1.9%)、2018年末は2.0%(同2.0%)となっていた。

 2017年のインフレ見通しは前回予測(12月時点)との比較でやや下方修正されていることから、金利引き上げのペースは当初の計画よりもゆるやかなものになる可能性が高い。このことは中長期的なドル相場の見通しにも微妙な影響を与えることになりそうだ。
《MK》

 提供:フィスコ

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