市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は111円54銭、各国中銀の緩和期待にリスク選好の動きが再燃


 18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円33銭まで下落後、111円76銭まで上昇し111円54銭で引けた。米国の利上げペースが一段と遅くなるとの思惑や、米国の3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に悪化したため、ドル売りが優勢となった。その後、ブラード米セントルイス連銀総裁の発言「原油の影響を除けばインフレは目標に近い」や株式相場の上げ幅拡大に連れてドル買い、円売りが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.1307ドルへ上昇後、1.1263ドルへ下落して1.1273ドルで引けた。プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が追加利下げも排除しない方針を示し、上値が抑制された。ユーロ・円は、125円66銭から125円98銭のレンジで小動きになった。


 ポンド・ドルは、1.4514ドルへ上昇後、1.4466ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9659フランへ下落後、0.9704フランまで上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均