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2016年03月18日17時16分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年3月18日

 18日の市場は日経平均が4日続落。終値は前日比211円安の1万6724円で、今月9日以来の安値をつけて引けた。外国為替市場で円高・ドル安が進んだことを嫌気して売り物が増加。3連休入り前の週末ということもあって指数は下振れしやすくなっていたようだ。下値では公的資金や日銀の買いなどが期待され終盤はやや下げ幅を縮めたが、円高のプレッシャーがあるうちはなかなか買い手も広がらないであろう。

 昨日の米国市場は原油高が追い風となってダウ平均が大幅に5日続伸。昨年12月30日以来の水準まで回復してきた。原油先物(WTI)が40ドルの大台に乗せて底入れ感が鮮明となり、国際商品市況の一段の回復期待につながった。金など非鉄市況も足元で戻り歩調を強めており、今まで売り込まれてきたエネルギー・資源株への買いが一気に膨らんだ。一方、東京市場は5連騰の米国株に対し日経平均が本日まで4連敗するなど対照的な値動きだ。中国株まで含めて海外市場は比較的堅調な戻り歩調にあるのだが、日本だけは円高が重荷となってズルズルと株価が後退する流れにある。円相場は本日、一時1ドル=110円台に入る場面も。なかなか円の天井感が出て来ず、株価に割安感があっても手を出しづらい状況が続いている。国内には財政出動や消費増税先送り期待が内在するが、今のところ円高懸念を打ち消すまでには至っていない。来週も為替次第の展開が続きそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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