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【市況】為替連動避け主力処は見送り、IPOやフィンテック関連などにシフト/後場の投資戦略


日経平均 : 16,719.28 (-217.10 )
TOPIX  : 1,342.36 (-16.61 )

[後場の投資戦略]

 日経平均は比較的底堅いスタートとなったものの、円相場に振らされる格好から、下げ幅を拡大させている。ドル・円は9時20分辺りの1ドル111円40銭近辺から、10時5分辺りには1ドル110円83銭近辺まで一気に円高が進んだ。この影響によってアルゴリズムトレードが発動したとの見方から、先物主導によるインデックスに売りが断続的に入ったとの見方。その後円相場は111円30銭辺りと落ち着きをみせており、いったんはショートカバーも意識されやすいだろう。

 もっとも週末要因から積極的な売買は手控えられやすいなか、為替に振らされる状況からインデックスの影響を受けやすい主力処への物色は避けてくる可能性がある。そうなると、IPO銘柄のほか、フィンテックなどの成長期待の大きいテーマ株などに、短期筋の資金がシフトしやすいとみられる。(村瀬)
《NH》

 提供:フィスコ

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