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【市況】雲下限の切り下がりに沿った調整に警戒/日経225・本日の想定レンジ

日経平均の日足/一目均衡表 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 17日のNY市場は上昇。昨日の連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を受けた利上げ観測後退が引き続き好感されて買いが先行。また、為替相場でドル安が進行したほか、原油価格など商品相場も上昇したこと等も好材料視されて上げ幅を拡大。ダウ平均は155.73ドル高の17481.49、ナスダックは11.02ポイント高の4774.99。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の16700円。

 米株高や原油相場の上昇が害材料視されるが、円高が重しになりそうである。シカゴ先物は一時16435円まで下落する場面をみせた。清算値は大阪比120円安の16700円と切り返しているが、日中でつけてくるとの思惑等が手控えムードにつながりやすい。ボリンジャーバンドでは+1σを下回ってくることから、中心値(25日)への意識に。一目均衡表では転換線の攻防となり、これを下回ってくるようだと、雲下限の切り下がりに沿った調整が警戒されてくる。16700-16900円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16900円-下限 16700円

《TM》

 提供:フィスコ

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