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【市況】NY株式:ダウは155ドル高、ドル安や原油上昇を好感


17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は155.73ドル高の17481.49、ナスダックは11.01ポイント高の4774.99で取引を終了した。昨日の連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を受けた利上げ観測後退が引き続き好感され、買いが先行。為替相場でドル安が進行したほか、原油価格など商品相場も上昇したことが好感され、終日堅調推移となった。ダウ平均は年初来の下落を打ち消し、上昇に転じた。セクター別では、運輸や素材が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

運送会社のフェデックス(FDX)は決算内容が好感され、上昇。メディアのバイアコム(VIA)は最高執行責任者(COO)の契約延長を発表し、堅調推移。スポーツ用品のナイキ(NKE)は自動的に靴ひもを調整する新シューズを発表し、買われた。一方で、食品会社のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)は著名投資家のビル・アックマン氏が運用する投資ファンドが保有株を一部売却し、下落した。

マーケット終了後にグラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)が発表した12-2月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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