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【市況】【市場反応】最新米3月フィリー連銀製造業景況指数、予想外のプラスでドル買い再燃


 外為市場では米国製造業の大幅改善を受けてドル買いが再燃した。ドル・円は110円67銭から112円00銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1331ドルから1.1279ドルへ下落した。


 最新、3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は12.4と、予想外に8か月ぶりのプラスに改善。昨年2月以降ほぼ1年ぶりの高水準となった。


 同時刻に米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比7000件増の26.5万件と、前週から増加したものの市場予想26.8万件を下回った。失業保険継続受給者数は223.5万人と、市場予想通り前回222.7万人から増加。


 また、10-12月期経常収支は-1253億ドルと、赤字幅は7-9月期の1299億ドルから縮小した。しかし、予想1180億ドルを上回った。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:26.5万件(予想:26.8万件、前回:25.8万件←25.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:223.5万人(予想:223.5万人、前回:222.7万人←222.5万人)
・米・3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:12.4(予想:-1.5、2月:-2.8)
・米・10-12月期経常収支:-1253億ドル(予想:-1180億ドル、7-9月期:-1299億ドル←-1241億ドル)

《KK》

 提供:フィスコ

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