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【通貨】明日の為替相場見通し=急激な円高の落ち着き探る

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、急激に進む円高の落ち着きどころを探る展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=110円80~112円50銭。

この日は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利上げ予想が下方修正されたことを受けドル売り・円買いが活発化。特に、夕方の欧州時間に入り円高が進行し、一時111円40銭台をつけた。2月の株安・円高時につけた110円95銭を意識する値動きとなっており、111円台で円高が止まるかどうかがポイントとなりそうだ。

111円前後の抵抗ラインを割り込むと、14年10月以来の水準となり新たなレンジを探る展開もあり得る。今晩のニューヨーク市場では米10~12月期経常収支と米2月CB景気先行総合指数の発表がある。また、あすはマイナス金利が導入された1月末の日銀金融政策決定会合の議事要旨が公表される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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