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【特集】飯野海運 Research Memo(8):収益柱の飯野ビルディングは高度な環境性能を追求、大手企業で満床


■飯野海運<9119>の事業内容と特徴・強み

2011年開業した収益柱の飯野ビルディングは「100年先にも愛されるビル」をコンセプトとして、ホール&カンファレンス機能も備えている。通常の外壁(インナースキン)の外側に、もうひとつの外壁(アウタースキン)を設けて、断熱空気層を作ることで熱負荷を軽減する「ダブルスキン外装」を採用するなど、高度な環境性能を追求したビルである。

そしてLEED?CI(米国グルーンビルディング協会による環境対応評価システム)の最高位であるプラチナ認証を日本で初めて取得した。また2015年2月には、生物多様性保全に取り組むオフィスビルや商業施設を評価する「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」を取得している。

飯野ビルディングのオフィス部分のテナントには、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、双日、川崎汽船という大手優良企業が入居し、2011年の開業時から満床状態である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

《HN》

 提供:フィスコ

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