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【市況】マザーズ指数は6日ぶり反落、LITALICOやベステラが急落/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、前日までの中小型株物色の流れを受けて買いが先行した。ただ、日経平均が後場値を崩すと、直近の上昇に対する利益確定の動きが広がった。明日は6社が新規上場するIPO集中日で、これに備えた換金売りの影響も大きかった。物色は個別材料株やフィンテック関連銘柄の一角に集中した。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で1278.40億円。騰落数は、値上がり56銘柄、値下がり158銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が5%安となったほか、インベスターズクラウ<1435>、ミクシィ<2121>、サイバダイン<7779>、モルフォ<3653>などが軟調。14日の上場以来活況となっていたLITALICO<6187>が大幅反落したほか、ベステラ<1433>も前日の決算発表を受けて大きく売られ、ALBERT<3906>やバリューゴルフ<3931>とともに10%を超える下げとなった。一方、ジグソー<3914>、ラクーン<3031>、インフォテリア<3853>、セレス<3696>、ロゼッタ<6182>などが堅調。カイオム<4583>が新規材料を手掛かりに3日連続のストップ高となったほか、GMOメディア<6180>も連日の大幅高に。また、ウェルス<3772>やMRT<6034>がストップ高となり、エニグモ<3665>、エンバイオHD<6092>の上昇も目立った。なお、本日マザーズ市場へ新規上場したアカツキ<3932>は公開価格を下回る初値形成となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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