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【通貨】外為サマリー:1ドル112円80銭台の円高、米利上げ予想の下方修正でドル売り

 17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円82銭前後と前日に比べ80銭強のドル安・円高で推移している。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は0.25~0.50%で据え置かれた。注目された年内の利上げ見通しは、従来の年4回から2回へと下方修正された。「ハト派」的な姿勢が示されたとの見方が優勢となり、ドル売りが活発。前日のニューヨーク市場では一時、112円33銭まで円高が進行した。

 この日の東京市場に移ってからは、ドル円相場は112円80銭台で推移。FOMCの結果を受け、ドル安・円高が進んだ流れが続いている。先週から日米欧の中央銀行の金融政策会合が相次いで開催されたが、結局112円後半から114円前半の往来圏は抜けることはできず、目先的には手詰まり感も出ている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1210ドル前後と前日に比べ0.0120ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=126円48銭前後と同50銭前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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