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【市況】日経平均は250円高、東証1部値上がりは1642銘柄、値下がりは206銘柄


09時45分時点の日経平均は前日比250.77円高の17225.22円。16日の米国市場では、注目のFOMCで大方の予想どおり政策金利は据え置かれた。声明文やイエレンFRB議長の会見では、世界経済の成長鈍化と金融市場の不安定さを懸念し、今後の利上げ見通しを従来よりも緩やかにする姿勢が示された。追加利上げ観測が後退したことで発表後にドル安が進行、株式相場も大幅上昇となり、引けにかけて上げ幅を拡大、NYダウは74.23ドル高の17325.76ドルで引けた。

シカゴ225先物清算値は大阪比30円高の16840円、日経平均は前日比133.15円高の17107.60円でスタート。寄り付き後は上げ幅を広げる強い動きで、17200円台に乗せている。為替市場は、朝方比では円安に振れており、ドル・円が112円80銭台、ユーロ・円が126円50銭台で推移。

業種別では、原油高を背景に鉱業が4.4%高で上昇率トップ。また、鉄鋼、石油・石炭、非鉄金属、輸送用機器、機械、ゴム製品、銀行などが上昇。一方、空運のみ小幅にマイナスとなっている。

東証1部の騰落状況は値上がり1642銘柄、値下がり206銘柄。値上がり率上位銘柄は、リョービ<5851>、ジェイコムHD<2462>、ナイガイ<8013>、日コンベヤ<6375>、マネパG<8732>など。値下がり率上位は、サイバネット<4312>、ICTS<4739>、日本トリム<6788>、DMG森精機<6141>、アイスタイル<3660>など。

【東証一部の騰落状況】
値上がり数 1642
値下がり数 206
変わらず 96
値付率 100.0%

《SY》

 提供:フィスコ

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