NYDOW : 17325.76 (+74.23)
NASDAQ : 4763.97 (+35.30)
CME225 : 16840 (+30(大証比))
[NY市場データ]
16日のNY市場は上昇。ダウ平均は74.23ドル高の17325.76、ナスダックは35.30ポイント高の4763.97で取引を終了した。朝方発表された2月の消費者物価指数が予想に一致、住宅着工件数も堅調となるも、鉱工業生産指数がは予想を下振れた。連邦公開市場員会(FOMC)の結果発表を午後に控えて小動きとなった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。声明文やイエレンFRB議長の会見では、世界経済の成長鈍化と金融市場の不安定さを懸念し、今後の利上げ見通しを従来よりも緩やかにする姿勢が示された。追加利上げ観測が後退したことで発表後にドル安が進行、株式相場も大幅上昇となり、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、自動車・自動車部品や素材が上昇する一方で銀行や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の16840円。ADRの日本株はトヨタ<
7203>、NTT<
9432>、三井物<
8031>が上昇。半面、三菱UFJ<
8306>、ファナック<
6954>、日電産<
6594>が小安いなど、対東証比較(1ドル112.74円換算)で高安まちまち。
《TM》
提供:フィスコ