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2016年03月17日07時00分

【市況】NY株式:ダウは74ドル高、FOMCの金利見通しを好感


16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は74.23ドル高の17325.76、ナスダックは35.30ポイント高の4763.97で取引を終了した。朝方発表された2月の消費者物価指数が予想に一致、住宅着工件数も堅調となるも、鉱工業生産指数がは予想を下振れた。連邦公開市場員会(FOMC)の結果発表を午後に控えて小動きとなった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利は据え置かれた。声明文やイエレンFRB議長の会見では、世界経済の成長鈍化と金融市場の不安定さを懸念し、今後の利上げ見通しを従来よりも緩やかにする姿勢が示された。追加利上げ観測が後退したことで発表後にドル安が進行、株式相場も大幅上昇となり、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、自動車・自動車部品や素材が上昇する一方で銀行や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

ソフトウェアのオラクル(ORCL)は決算内容が好感され、上昇。ケーブルテレビ(CATV)のチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)と同業タイム・ワーナー・ケーブル(TWC)は約550億ドルの買収計画が米連邦通信委員会(FCC)に承認されるとの報道を受け、ともに堅調推移。非鉄金属のアルコア(AA)はFOMC発表や堅調な商品相場を受けて上昇。一方で、ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は食中毒発生の影響で赤字の業績予想を示し、売られた。

本日のイエレン議長の発言を受けて、FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は6月まで36%、9月まで52%、12月までは66%(16日時点)と次回利上げが6月から9月に後退したと見る向きが多い。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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