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【通貨】明日の為替相場見通し=FOMCの結果注視、利上げ予想回数が焦点

ドル円の日足チャート 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=113円20~114円50銭。

 この日は、米小売売上高の過去分が下方修正されたことなどが警戒され、113円前後へ値を下げる場面があった。ただ、下値には買いが入り夕方にかけ113円70銭台まで値を上げた。日本時間17日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表される。今回の利上げは予想されておらず、今年の利上げ回数の見通しなどが注目を集めており、従来予想の年4回は年2~3回に修正されるとの見方が強い。

 NYダウがどう動くか、などが焦点であり、米株式市場が上昇しリスクオフ姿勢が後退すれば114円台も期待できる。ただ、上値では利益確定売りもかさむだけに、FOMCを経て114円台にレンジを切り上げられるかが注目される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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