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【特集】ショーケース Research Memo(11):成長投資を行うと同時に配当等の利益還元策も実施


■株主還元

ショーケース・ティービー<3909>は、株主に対する利益還元については、成長投資によるサスティナブル成長が最大の利益還元であると認識。具体的には、成長への投資を積極的に行いつつ、成長による企業価値の向上を図り、配当等の利益還元策も決定する方針。その一環として、株主数の増加と流動性の向上を図ることを目的に、2016年4月1日を効力発生日として株式分割(1株→2株)を決定した。

また、配当については、今後の事業展開に向けた内部留保について勘案しながら、業績を反映した水準で利益還元について検討することを基本方針としている。2015年12月期については、上場直後は無配としていたが、足元の業績動向を踏まえて、1株当たり10円の普通配当と、東証上場と創立10年周年を記念した記念配当1株10円を加えた20円(配当性向18.3%、純資産配当率3.0%)を実施することを決定した。続く2016年12月は1株当たり5.5円(4月1日の株式分割を反映後、配当性向9.7%)を予定しており、株式分割を考慮しない場合の配当金は11円となり、実質的に1円の増配となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)

《HN》

 提供:フィスコ

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