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2016年03月16日15時52分

【市況】東京株式(大引け)=142円安、FOMC前で商い低調際立つ

日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより
 16日の東京株式市場は買い手控えムードの強いなか、日経平均は安く始まり、途中下げ渋る場面はあったものの後場に売り直される格好となった。

 大引けの日経平均株価は前日比142円62銭安の1万6974円45銭と続落。東証1部の売買高概算は18億6149万株、売買代金概算は1兆9118億9000万円。値上がり銘柄数は486、対して値下がり銘柄数は1340、変わらずは118銘柄だった。商い低調が目立ち、売買代金が2兆円大台を割り込んだのは昨年12月末以来で今年最低となった。

 きょうの東京市場は前日の海外株が総じて弱く推移したことや、為替が一時1ドル=112円台に入るなど、円高基調にあったことで利益確定の動きが継続した。安倍政権による消費増税先送りなどの政策期待から、前場は押し目買いに前日終値近辺まで戻す場面もあったが、後場は再び軟化。日本時間17日未明に判明するFOMCの結果を前に積極的な買いは見送られた。衆院財務金融委員会での黒田日銀総裁の発言が引き金となって銀行株が値を下げ、全体地合いを悪化させた。ただ、日経平均の下値を一段と売り込む動きもみられなかった。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが売られ、ファナック<6954>、小野薬品工業<4528>も値を下げた。シャープ<6753>が急落、安藤ハザマ<1719>、西武ホールディングス<9024>なども大幅安となった。マネーパートナーズグループ<8732>も大きく下落した。

 半面、ソニー<6758>が買い優勢、村田製作所<6981>も堅調だった。サイバネットシステム<4312>が大商いで急伸、日本コンベヤ<6375>も活況裏に値を飛ばした。メニコン<7780>、ゲンキー<2772>が大幅高、アイフル<8515>、リンクアンドモチベーション<2170>も上昇した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年03月16日 15時55分

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