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【市況】11時時点の日経平均は続落、シャープが急落し東証1部下落率トップ


11時00分現在の日経平均株価は17064.93円(前日比52.14円安)で推移している。原油や商品相場の下落を受けた前日の欧米株安に加え、為替相場が円高方向に振れたこともあり、日経平均は135円安と17000円を割り込んでスタートした。ただ、年金筋の買い観測などが下支えとなり、寄り付き後は下げ幅を縮小して17100円台まで値を戻す場面があった。今晩は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が予定されており、戻り一巡後は17000円台でのもみ合いとなっている。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が売られているほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>などが軟調。西武ホールディ<9024>が6%近く下げているほか、JFE<5411>も4%超の下落と下げ目立つ。また、一部で台湾・鴻海精密工業が買収延期を検討と報じられたシャープ<6753>が急落し、科研薬<4521>、安藤ハザマ<1719>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、PD<4587>、NTT<9432>、村田製<6981>、JR東海<9022>、日立<6501>などが堅調。アイフル<8515>やアルプス電<6770>の上げ目立つ。「プレイステーションVR」を発表したソニー<6758>は4%高で推移している。また、AR/VR関連としてサイバネット<4312>が買われ、神戸物産<3038>、日コンベヤ<6375>などとともに東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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