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【材料】大成建など大手ゼネコンが買われる、円高影響軽微で政策期待も

 大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>など大手ゼネコン株に買いが集まっている。東京市場は海外株安や為替の円高などを横目に輸出株に物色資金が向かいにくく、内需株優位の構図にある。そのなか、「今年は5月に伊勢志摩サミットがあり、7月に参院選が予定され、政府としても腰を入れた景気刺激策をアナウンスする必要に迫られている。早晩、16年度予算の成立後に補正予算の話などが浮上することが見込まれ大手ゼネコン株は物色資金を向ける格好の対象」(市場関係者)との指摘が出ている。いずれも16年3月期は大幅な利益拡大が見込まれているほか、東京五輪関連やリニア中央新幹線などビッグプロジェクトを背景に17年3月期も業績拡大基調が続くとの思惑が株高を支援している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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