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【市況】東京株式(寄り付き)=円高進行など嫌気し売り優勢

 16日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比135円安の1万6981円と続落。

 前日の欧州株式市場が総じて安かったほか、米国株市場ではNYダウは小幅高だったもののナスダック指数はマイナス圏で引けるなど、方向感を欠いており、東京市場も利益確定の動きが継続している。外国為替市場で一時1ドル=112円台まで円高が進むなど、主力輸出株中心に逆風で、買い手控えムードが強い。また、原油市況も再び軟化している。日本時間17日未明にFRBの結果が発表される見通し。今回利上げは見送られる可能性が高いが、今後の利上げの時期を見極めるうえで、イエレン議長の記者会見に注目が集まる。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、情報通信、空運を除き安い。値下がりで目立つのは鉄鋼、証券、機械、ガラス土石、紙パルプ、金属製品など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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