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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 16,800円~17,100円

日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより
 米ダウ平均は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードとなる中、原油価格の下落を懸念し、一時100ドル近く下落しながらも、終盤に下げ幅を縮小し小幅続伸で取引を終了。ただ、シカゴの日経平均先物は、為替市場での円高進行に失望し、マイナス圏に沈んで取引を終えているだけに、東京市場の朝方は売り優勢から、17,000円近辺での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、FOMCの結果を見極めたい参加者が多く、積極的に押し目買いが入り難い中で、日銀の政策金利据え置き決定や、米1月小売売上高の下方修正により、ドルが下落して円高基調が強まっているが相場の足枷となり、指数は終始上値の重い値動きが予想される。

 テクニカル的には、目先の下値支持線である5日移動平均線(17,051円前後)を、割り込むようであれば、次の支持線は一目均衡表の転換線(16,893円前後)が意識されそうで、上値は一目均衡表の雲の下限(17,224円前後)が抵抗帯となりそうだ。

 新興市場のジャスダック平均は、5日移動平均線(2,434ポイント前後)がサポートラインとなり、75日移動平均線(2,498ポイント前後)が目先の上値メドになりそうで、マザーズ指数は、引き続きボリンジャーバンドの+1σ(929ポイント前後)~+2σ(1,012ポイント前後)のレンジ内取引となりそうである。

 本日の予想レンジ 16,800円~17,100円。  (ストック・データバンク 編集部)

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