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【市況】雲と価格帯による上値抵抗を意識してくるか/日経225・本日の想定レンジ

日経平均の日足チャート 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 15日のNY市場はまちまち。2月小売売上高が予想ほど悪化しなかったことや、3月NY連銀製造業景況指数の大幅改善が好感されたが、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とイエレンFRB議長の会見を明日に控え、上値も限られた。ダウ平均は22.40ドル高の17251.53、ナスダックは21.61ポイント安の4728.67。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の16835円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から売り先行の撤回になろう。その後は節目の17000円を挟んでのこう着感の強い相場展開になりそうだ。5日線が16956円辺りに位置しており、これが支持線として意識されるか注目される。また、これを下回ったとしても、ボリンジャーバンドの+1σが16877円辺りで推移しており、支持線として意識されやすい。もっとも、一目均衡表では雲下限での攻防をみせているが、雲下限は昨日の17397円辺りから、17224円辺りに切り下がる。明日には16828円に切り下がるため、雲に上値を抑えられる流れを警戒。また、価格帯別出来高では16900-17100円での積み上がりが大きく、これを割り込んでの推移が続くと、上値抵抗として意識されてくる。16800-17100円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 17100円-下限 16800円

《TM》

 提供:フィスコ

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