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【通貨】NY為替:ドル・円は113円15銭、低調な米小売を嫌気してドル下落


 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円63銭へ下落後、113円18銭まで上昇し113円15銭で引けた。米小売売上高の1月分が大幅に下方修正されたことを嫌ったドル売りが先行。一方、日銀が政策金利を据え置いたことや原油安、人民元安を警戒したリスク回避の円買いが優勢となった。

 その後、連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利上げが示唆されるとの思惑や、株式相場の改善に連れてドル買い、円売りが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.1125ドルへ上昇後、1.1082ドルへ下落し1.1110ドルで引けた。ユーロ・円は、125円10銭まで下落後、125円72銭へ反発した。


 ポンド・ドルは、1.4197ドルから1.4139ドルへ下落した。オズボーン英財務相による議会への2016年度予算案提出を控えた警戒感にポンド売りが目立った。ドル・スイスは、0.9883フランから0.9851フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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