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【特集】ソフトブレーン Research Memo(6):内部留保資金は事業への投資に積極的に投下


■株主還元策について

ソフトブレーン<4779>は株主還元の基本方針として、「企業体質の強化と今後の事業展開に備えるために内部留保の充実を中心に捉えながら、成長段階及びその業績に応じた弾力的な利益配当を実施すること」としている。2015年12月期に関しては、利益配分を行うほどの内部留保の蓄積、利益水準にはまだ達していないとの判断から無配とし、また、2016年12月期に関しても同様の理由で無配を予定している。

前述したように、現在はeセールスマネージャーの開発投資や、フィールドマーケティング事業における人員体制の強化など事業拡大に向けた投資フェーズにあり、内部留保資金はこれら事業への投資に積極的に投下していくことが、将来の収益成長、株主への利益還元につながるものと判断している。なお、株主価値の向上に向けた取り組みとして、前期はソフトブレーン・フィールドの株式を追加取得し、内部留保資金の充実を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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