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2016年03月15日16時16分

【特集】ソフトブレーン Research Memo(1):主力2事業がそろって2ケタの増収となり業績をけん引


ソフトブレーン<4779>は企業の営業課題を解決、支援するためのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフトの大手で、SFAの分野では国内で2~3割の市場シェアを握る。子会社で展開しているフィールドマーケティング事業が第2の収益の柱に成長している。

2015年12月期(2015年1月?12月)の連結業績は、売上高が前期比24.0%増の6,117百万円、営業利益が同19.3%増の678百万円と好調な決算となった。主力のeセールスマネージャー関連事業、フィールドマーケティング事業がそろって2ケタ増収となり業績のけん引役となった。また、子会社のソフトブレーン・フィールド(株)の出資比率を引き上げたことに伴い少数株主利益が減少し、当期純利益は同47.7%増の373百万円となった。

2016年12月期は売上高で前期比14.4%増の7,000百万円、営業利益で同3.2%増の700百万円を見込む。売上高は主力2事業を中心に2ケタ成長が続く見通し。営業利益については、フィールドマーケティング事業の売上構成比の変化に加えて、開発・人材及び基幹システムへの投資を強化することで、1ケタ台の増益となる。eセールスマネージャー関連事業ではボリュームゾーン獲得や新規開拓を目指した開発体制の強化を行っていく。また、グループ全社において積極的な人材登用、拠点拡充を進め、事業規模の拡大を進めていく方針だ。新製品として人型ロボットの「Pepper」を活用した受付システム「eレセプションマネージャー」も2016年1月に発表しており、未来の受付システムとして高い注目を集めるなど、今後の展開が注目される。

なお、配当金に関しては今期も無配を予定している。現状は事業を拡大していくための投資フェーズにあると考えており、内部留保資金に関しては開発投資や販促費などに優先的に振り向けることが将来の事業成長に寄与し、ひいては株主への利益還元にもつながると考えているためだ。なお、株主価値の向上に向けた取り組みとして、前期はソフトブレーン・フィールドの出資比率を引き上げ、内部留保資金の充実を図っている。

■Check Point
・15/12期は増収増益、売上高・利益ともに期初計画を上回る
・ROAやROEはいずれも上昇し、高収益性を維持
・マルチデバイス戦略としてウェアラブル端末への対応に向けた開発

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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