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【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯も利食いやや優勢で始まる

 15日の東京株式市場は売り買い交錯のなかやや売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比13円安の1万7219円と小幅反落。

 前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数が小幅続伸したもののS&P500はマイナス圏で引けるなど方向感に乏しく、それに先立つ欧州株式市場でも独DAX指数の上昇が目立ったほかは小幅の値動きにとどまった。東京市場は前日に日経平均が約1カ月半ぶりの高値で着地したが、東証1部の騰落レシオは115%台まで上昇しており、目先買い疲れ感も意識されるところ。きょうは取引時間中に判明する日銀の金融政策決定会合に注目が集まる。「現状維持」を相場は織り込んでいるが、前日時点で一部には追加緩和を期待する動きもあり、無風で通過した場合は金利敏感株などに売り圧力が波及する可能性もありそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、空運、電力ガス、小売、保険を除き安い。値下がりで目立つのは鉱業、鉄鋼、紙パルプ、卸売、水産など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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