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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 17,000円~17,300円

 米ダウ平均は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードから、積極的な売買は見送られ小幅続伸。その影響でシカゴの日経平均先物も、大証の終値に比べ(日中比)15円高と、僅かな値上がりに留まって取引を終えていることから、東京市場の朝方も売り買い拮抗から、前日の終値近辺での取引開始が予想される。

 一巡後は、昼頃に予定されている日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいと、多くの参加者が様子見基調となりそうで、黒田総裁の会見発表までは、方向感の乏しい展開となりそうだ。

 ただ、市場はサプライズな演出を必要とするような、ヒステリックな状況に陥っていないだけに、今回の会合で政策に対する変更は無さそうで、会見後に短期的な利食い売りが出易くなることが想定されるが、バイオ関連にポジティブなニュースも多いだけに、マーケットは概ね底堅い値動きとなると推測される。

 テクニカル的には、本日の取引で大きな動きは見られない公算であることから、下値は5日移動平均線(16,890円前後)が支持線、上値は75日移動平均線(17,650円前後)が抵抗線として意識されそうだ。

 新興市場のジャスダック平均は、一目均衡表の転換線(2,410ポイント前後)が下値支持線となり、上値は雲(2,487ポイント前後)が抵抗帯となりそうで、マザーズ指数は、引き続きボリンジャーバンドの+1σ(918ポイント前後)~+2σ(1,000ポイント前後)のレンジ内取引となるだろう。

 本日の予想レンジ 17,000円~17,300円。        (ストック・データバンク 編集部)

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