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【市況】国内証券、ドル売りを仕掛けているのはシカゴの投機筋、1ドル110円割れが難しければポジション巻き戻しへ

 東海東京調査センターの日本株投資戦略では、日本株の上値を押さえている最大の障害物は円高進行と指摘。円高はいつも「リスク回避で安全通貨の円が買われた」という解説が付くものの、実際のところ円が積極的に買われる理由は乏しいとの見方で、ドル売り円買いを仕掛けているのはシカゴの投機筋と解説。

 ドル安円高の流れが持続しないと、ドル売り円買いポジションを維持することに金利面から妙味がないとみて、投機筋は1ドル=110円割れが難しいと分かればポジションを巻き戻すと予想。今週も下値余地は限定的と位置付け、日経平均の転換線を下値メドとして押し目買いを提案している。
《MK》

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