【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … はてな、アイリッジ、ファーマF (3月11日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月10日から11日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 山岡家 <3399>
16年1月期の経常利益(非連結)は前の期比77.3%増の5.3億円に拡大し、17年1月期も前期比15.0%増の6.2億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.4 イトクロ <6049>
16年10月期第1四半期(15年11月-16年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比29.0%増の2.8億円に伸びたが、通期計画の11.5億円に対する進捗率は24.3%となり、前年同期の22.6%とほぼ同水準だった。
★No.5 ソフトウェア <3733>
16年10月期第1四半期(15年11月-16年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比57.3%増の8.8億円に拡大したが、11-4月期(上期)計画の21.4億円に対する進捗率は41.5%となり、4年平均の38.6%とほぼ同水準だった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<3399> 山岡家 JQ +7.03 3/11 本決算 15.03
<3070> アマガサ JQ +5.61 3/11 本決算 -21.20
<2929> ファーマF 東M +4.95 3/11 上期 赤拡
<6049> イトクロ 東M +3.34 3/11 1Q 29.03
<3733> ソフトウェア JQ +3.28 3/11 1Q 57.35
<3458> CRE 東2 +3.18 3/11 上期 -79.48
<3917> アイリッジ 東M +2.77 3/11 上期 -
<2776> クリムゾン JQ +2.34 3/11 本決算 赤縮
<3248> アールエイジ 東M +1.93 3/11 1Q 8.08
<3930> はてな 東M +1.56 3/11 上期 -
<3134> Hamee 東M +0.74 3/11 3Q 8.52
<3320> クロスプラス 東2 +0.63 3/11 本決算 70.94
<6656> インスペック 東M +0.28 3/11 3Q 赤転
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース