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2016年03月14日08時20分

【市況】前場に注目すべき3つのポイント~日米の金融政策見極め、トレンド転換への期待も高まる


14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日米の金融政策見極め、トレンド転換への期待も高まる
■外資系証券の注文動向:差し引き240万株の買い越し
■前場の注目材料:LITALICO<6187>が東証マザーズに新規上場


■日米の金融政策見極め、トレンド転換への期待も高まる

14日の日本株市場は、買い優勢の展開になろう。11日の米国市場は、ECBの追加緩和が改めて評価されたほか、原油相場の上昇が好感され、NYダウは200ドルを超す上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比200円高の17050円となり、この流れを引き継ぐ格好での上昇が期待される。

今週は14、15日に日銀金融政策決定会合、15、16日にはFOMCを控えている。金融安定化に向けた各国の舵取りに市場の関心が集まりやすいだろう。先週の10-12月期GDP改定値の上方修正で追加緩和の可能性は低いと考えられる。ただし、ECBが発表した予想外に強力な景気刺激策は、日銀の姿勢にも影響を与えると考えられ、思惑が高まりそうだ。

また、原油相場については、先週、国際エネルギー機関(IEA)が原油相場の底打ちを指摘した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアが20日にも原油の生産調整を検討する会合を開く方向である。週末にかけて会合への期待が高まり、節目の40ドルを捉えてくるようだと、商品市況全体への波及がみられる可能性がある。

日経平均は価格帯別出来高では16900-17100円レベルで商いが膨らんでいる。これをクリアしてくると、トレンド転換への期待感も高まる展開を意識しておきたい。日米の金融政策の結果を見極めたいとする流れから買い先行後はこう着感が強まる可能性はあるが、下値は切り上げてくる可能性がありそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き240万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り620万株、買い860万株、差し引き240万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

3月7日(月):1320万株の買い越し
3月8日(火):430万株の売り越し
3月9日(水):1330万株の売り越し
3月10日(木):490万株の買い越し
3月11日(金):1570万株の売り越し


■前場の注目材料

・NY原油(38.50、+0.66)、NYダウ(17213.31、+218.18)
・欧州中央銀行 大規模な追加緩和を評価
・LITALICO<6187>が東証マザーズに新規上場
・ライフコーポ<8194>は16年2月期営業利益見通しを上方修正、増配


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・日銀金融政策決定会合(15日まで)
・08:50 1月機械受注(前月比予想:+1.9%、12月:+4.2%)

<海外>
・特になし

《SY》

 提供:フィスコ

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