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【通貨】外為サマリー:一時1ドル113円50銭台に戻す、ユーロは高止まり状態続く

 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円41銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1176ドル前後と前日に比べ 0.0210ドル前後のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=126円75銭前後と同2円20銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後1時40分過ぎに一時113円58銭まで値を上げた。日経平均株価が午後にプラス圏に浮上したこともあり、ドル買い・円売りが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和発表後、上昇に転じたユーロは依然、高止まりの状態。ユーロ高はドル安・円高につながりやすいだけに、その動向に関心が集まっている。来週は14~15日に日銀金融政策決定、15~16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、依然神経質な展開が続くと予想されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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