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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株安受けて売り優勢

 11日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比242円安の1万6610円と反落。

 注目されたECB理事会では追加緩和を決定したが、記者会見での「(今後の)追加利下げは必要になるとは考えていない」というドラギ発言を受け、一段の緩和に後ろ向きな姿勢が嫌気され、欧州株市場は軒並み安となった。米国株市場では引けにかけ下げ幅を縮小したもののマイナス圏で着地しており、東京市場でもリスクを取りにくい環境となっている。外国為替市場では1ドル=112円台後半と円高傾向に振れており、これも輸出株中心に逆風となっている。きょうは株価指数先物・オプション3月物のSQ算出日にあたり売買代金は通常より膨らむ。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面安で値下がりで目立つのは、ゴム製品、保険、非鉄、機械、輸送用機器、ガラス土石など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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