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【市況】商いの薄いレンジに向かいやすい面も/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 10日のNY市場は反落。欧州中央銀行(ECB)が追加緩和策を発表したことを受けて買いが先行。しかし、ドラギECB総裁が更なる金融緩和を想定していないと発言したことや、軟調な原油相場が嫌気され、午後にかけて上げ幅を縮小し下落に転じた。その後は下げ幅縮める場面もみられたが、上値の重い展開となった。ダウ平均は5.23ドル安の16995.13、ナスダックは12.22ポイント安の4662.16。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比165円安の16545円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好となろうが、引き続き25日線のほか、一目均衡表の転換線や基準線などが支持線として意識されやすい。ボリンジャーバンドでは中心値(25日)と+1σとのレンジ内での推移。価格帯別出来高では16600-16900円の価格帯も重しになってきており、商いの薄い16300-16500円のレンジに向かいやすい面もある。16400-16600円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 16600円-下限 16400円

《TM》

 提供:フィスコ

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