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【通貨】外為サマリー:一時1ドル113円80銭台へ上昇、日経平均上昇で買い安心感も

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円71銭前後と前日午後5時時点に比べ1円20銭強の大幅なドル高・円安。ユーロは1ユーロ=124円87銭前後と同1円30銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後0時以降、一段と上値を追う動きとなり、午後1時10分過ぎには一時113円80銭をつけた。日経平均株価が一時前日比200円を超す上昇となるなか、リスク回避姿勢の後退でドル買い・円売りが強まった。

 今晩は注目の欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。市場では「マイナス金利幅の現行のマイナス0.3%から同0.5%への拡大」、「600億ユーロの量的緩和額を700億ユーロに拡大」、「17年3月までとしている量的緩和期間を同年6月まで延長する」といった追加緩和策を予想する見方も出ている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0980ドル前後と前日に比べ 0.0004ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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