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【市況】【市場反応】米1月卸売売上高在庫比率はリセッション以来の高水準、ドル伸び悩む


 外為市場では低調な卸売売上高を嫌いドル買いが後退した。ドル・円は113円01銭の高値から112円85銭へ弱含み。ユーロ・ドルは1.9046ドルから1.0980ドルへ強含んだ。


 米商務省が発表した1月卸売在庫は前月比+0.3%と予想外に4カ月ぶりに増加した。12月分も-0.1%から横ばいに上方修正された。一方、卸売売上高は前月比-1.3%と、市場予想-0.3%を下回り、下落率は昨年11月以来で最大となった。12月分は-0.3%から-0.6%へ下方修正された。このため在庫と売上高比率は1.35と米国経済が景気後退(リセッション)時にあった2009年4月以来の高水準となった。

【経済指標】
・米・1月卸売在庫:前月比+0.3%(予想:-0.2%、12月:0.0%←-0.1%)
・米・1月卸売売上高:前月比-1.3%(予想:-0.3%、12月:-0.6%←-0.3%)

《KK》

 提供:フィスコ

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