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【材料】東急不HDが続伸、国内大手証券が今後の注目点は「東急プラザ銀座」の動向と指摘

 東急不動産ホールディングス<3289>が小幅続伸。ただ、買い一巡後は売り買い交錯となり、現在は前日終値771円と比べ小高い水準で推移している。

 大和証券はリポートで、今後の注目点は、16年3月末開業予定の「東急プラザ銀座」の動向だと指摘。同ビルはテナントの売り上げによって変動する歩合賃料も取り入れている模様であり、17年3月期以降の利益貢献が期待されるとみて、17年3月期の営業利益は730億円(前期比5%増)と予想。ただ、住宅事業で高級マンションの売上計上が業績を牽引するとみるも、都市事業は東急プラザ銀座の寄与を見込むものの、物件売却益の減少で営業減益を見込んでいる。

 同証券は、レーティングは「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は1100円から900円へ引き下げている。
《MK》

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