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【通貨】3月8日のNY為替概況


 8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円09銭から112円43銭まで下落した。中国の貿易、輸出鈍化を受けて世界経済への不安が再燃し、リスク回避の円買い、ドル売りが加速した。

ユーロ・ドルは、1.1058ドルまで上昇後、1.0994ドルへ反落した。ユーロ圏の10-12月期GDP改定値が予想外に上方修正されたほか、独1月鉱工業生産も予想を大幅に上回ったためユーロの買戻しが優勢となった。ただ、根強い欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測を受けたユーロ売りに上値も限定的となった。ユーロ・円は、124円72銭から123円85銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.4174ドルへ下落後、1.4242ドルへ反発。

ドル・スイスは、0.9903フランから0.9971フランへ上昇した。



[経済指標]

・米・2月労働市場情勢指数:-2.4(予想:1.0、1月:-0.8←0.4)・米・1月消費者信用残高:105.38億ドル(予想:170億ドル、12月:213.84億ドル←212.67億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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