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【通貨】東京為替:ドル弱含み、株安を意識した円買いで113円割れ


8日の東京外為市場で、ドル・円は弱含む展開となった。株安を意識した円買いが強まり、113円を割り込んだ。


ドル・円は113円52銭を付けた後は日経平均株価の下落でリスク回避的な円買いが強まったことからドルは113円を割り込み、一時112円75銭まで値を下げた。上海総合指数もマイナス圏推移となったため市場の警戒感が広がった。


ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いだが足元は下げ渋っているため、ドルは午後の取引で円買いは弱まる見通し。ただ、株価反発への期待は後退しつつあり、113円を回復する展開は想定しにくい。

ここまで、ユーロ・ドルはやや下げ渋り、1.1011ドルから1.1021ルで推移。また、ユーロ・円は弱含み、124円49銭から125円01銭で取引された。

【経済指標】
・10-12月期GDP2次速報:前期比-1.1%(年率予想:-1.5%、1次速報:-1.4%)
・1月経常収支:5208億円(予想:+7155億円、12月:+9607億円)
・中国・2月輸出:-25.4%(前年比予想:-14.5%、1月:-11.2%)
・中国・2月輸入:-13.8%(前年比予想:-12.0%、1月:-18.8%)

【要人発言】
・日本政府
「訪日外国人目標で2020年に4000万人台に引き上げ検討」(新聞)

《TY》

 提供:フィスコ

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