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2016年03月08日11時37分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ピジョン、ソフトバンク、ヤフー、豊田合

■サンデンHD <6444>  340円  +28 円 (+9.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 7日、サンデンHD <6444> が従来未定としていた16年3月期の期末一括配当は15円(前期は10円)実施する方針としたことが買い材料視された。目標配当性向30%に沿い、株主への利益還元を増やす。前日終値ベースの期末配当利回りは4.81%となり、配当権利日を目前に控え配当取りを狙う買いが向かった。

■デンカ <4061>  427円  +15 円 (+3.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 7日、デンカ <4061> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.11%にあたる950万株(金額で38億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月8日から17年3月7日まで。

■ピジョン <7956>  2,709円  +85 円 (+3.2%)  11:30現在
 7日、ピジョン <7956> が決算を発表。16年1月期の連結経常利益は前の期比13.4%増の150億円に伸びて着地。続く17年1月期も前期比1.5%増の153億円と、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は中国や北米を中心にベビースキンケアや紙おむつの販売が伸び、増収を確保する。業績好調に伴い、前期の年間配当を40円→42円(前の期は1→3の株式分割前で105円)に増額し、今期も前期比2円増の44円に増配する方針としたことも支援材料。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,802円  +48 円 (+0.8%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が反発。同社は7日、海外事業と国内事業を統括する中間持ち株会社を設立し、同社副社長のニケシュ・アローラ氏と取締役の宮内謙氏をそれぞれの最高責任者とすると発表した。この発表に対して、ゴールドマン・サックス証券は7日、「権限の明確化が進むことで機会損失の減少が見込め、意思決定速度のアップなどの効果が期待される」と評価。レーティングの「買い」と目標株価7500円を継続した。

■伊藤園 <2593>  3,415円  +15 円 (+0.4%)  11:30現在
 SMBC日興証券が7日付で伊藤園 <2593> の投資判断を「3(弱気)→2(中立)」に引き上げ、目標株価を1430円→3300円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、16年に清涼飲料業界の競争環境が緩和し、販売数量よりも収益性を重視する路線へシフトすると報告。過当競争の沈静化で主力の日本茶・健康茶分野の販売数量を拡大し易くなるうえ、販売数量の獲得競争に使用する販売手数料の負担率も低下し易くなると指摘している。同証券では、17年4月期の連結営業利益を124億円→217億円、18年3月期を123億円→236億円にそれぞれ上方修正した。

■ヤフー <4689>  464円  +2 円 (+0.4%)  11:30現在
 ヤフー<4689>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付けでレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ、目標株価を550円から600円へ引き上げた。13年10月に始まった「EC革命」の良循環構造が15年10~12月期の大規模プロモーションで加速し、Yahoo!ショッピングのtake rate(=Yahoo!ショッピングのストアからの広告売上高/Yahoo!ショッピング取扱高)が2.0%弱から2.5%前後に上昇したことに注目。今16年3月期は通期連結営業利益で従来予想の2359億9100万円(前期実績1972億1200万円)から2396億円へ、来期予想を2180億9600万円から2012億円へ引き上げている。

■三菱地所 <8802>  2,164.5円  +1 円 (+0.1%)  11:30現在
 三菱地所<8802>が小幅高。日銀によるマイナス金利政策導入で不動産セクターは有利子負担の軽減や調達金利コストの低下、住宅ローン金利引き下げなど収益環境にポジティブな影響が大きい。特に有利子負債額が巨大な大手不動産株は金利負担の軽減が財務面で強力な追い風となる。同社は1兆9000億円台の有利子負債を抱えており、「借入金利の低下メリットは、仮に0.1%でも約20億円に達することから恩恵は大きい」(市場関係者)とみられ、押し目買いの動きに反映されている。同様の背景で有利子負債が2兆円を上回る三井不動産<8801>も底堅い動きをみせている。

■豊田合成 <7282>  2,102円  -152 円 (-6.7%)  11:30現在  東証1部 下落率6位
 豊田合成<7282>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付でレーティングを「ニュートラル」から「アンダーウエート」へ、目標株価を2900円から1900円に引き下げた。樹脂化の進展やシェアアップ期待が高かった自動車部品事業のトップラインの伸び率鈍化、LED事業の赤字継続を指摘。今16年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の420億円(前期416億300万円)に対して従来予想の441億円から410億円へ、来期予想を491億円から395億円へ引き下げている。

■東洋ゴム工業 <5105>  1,764円  -100 円 (-5.4%)  11:30現在
 東洋ゴム工業<5105>が続落。TIWでは、主要北米でSUV・ピックアップトラック用タイヤの販売好調を牽引役に、17年12月期以降の業績拡大余地は大きいと指摘。追加費用発生が見込まれるものの、免震ゴム問題は株価にほぼ織り込まれたとの見方で、株価指標面にも割安感が強いと解説。レーティング「2+」を継続している。

■スズキ <7269>  2,813円  -129 円 (-4.4%)  11:30現在
 7日、スズキ <7269> が総額2000億円のユーロ円建て新株予約権付き社債(転換社債=CB)を発行すると発表したことが売り材料。転換価格は4120円で、発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は11.0%になる見込みで、将来的な株式価値の希薄化や株式需給の悪化を警戒する売りが向かった。調達資金のうち1600億円をインドの新工場建設の費用などに充当し、残りは環境・安全技術に絡む研究開発費や販売代理店の拡充投資に充てる。同時に発行済み株式総数の12%にあたる約7000万株の自己株式を消却することも発表したが買い材料視されなかった。

■パル <2726>  2,644円  -118 円 (-4.3%)  11:30現在
  パル<2726>が続落。ドイツ証券は7日、同社の16年2月期連結営業利益の予想を前期比19%減の65億円(従来予想70億円)に引き下げた。会社計画は81億円で大幅な未達を予想している。既存店売上高は苦戦が続いていることなどが響く。同社では、競争力の強化に向けて商品企画の短サイクル化を本格化させているが、「成果発揮は想定通り進んでいない」と指摘している。17年2月期の同利益は73億円と回復を見込む。同証券ではレーティングの「ホールド」と目標株価3000円は継続している。

■電通 <4324>  5,310円  -230 円 (-4.2%)  11:30現在
 電通<4324>が大幅続落。同社は7日取引終了後に、2月度の単体売上高が1099億3100万円(前年同月比2.0%減)になったと発表。7カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されているようだ。業務別ではテレビの売上高が491億3600万円(同2.5%増)となった半面、新聞は68億6600万円(同9.2%減)、雑誌は22億3000万円(同18.0%減)、ラジオは10億7500万円(同0.8%減)にとどまった。

■TOTO <5332>  3,370円  -145 円 (-4.1%)  11:30現在
 TOTO<5332>が反落。SMBC日興証券が7日付で投資判断「2」を継続しつつ、目標株価を3950円から3750円へ引き下げたことが弱材料視されている。中国の現地通貨ベースの業績を引き下げたほか、為替の前提を1ドル=120円から110円へ、1元=18.5円から17.0円へ変更したことで、17年3月期の営業利益予想を580億円から550億円へ、18年3月期を同500億円から470億円へ引き下げたことが要因としている。

●ストップ高銘柄
 インタートレード <3747>  325円  +80 円 (+32.7%) ストップ高   11:30現在
 アイビーシー <3920>  1,644円  +300 円 (+22.3%) ストップ高   11:30現在
 ETFSニケ <1694>  1,384円  0 円 (0.0%) ストップ高   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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