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【材料】三菱地所が頑強、マイナス金利導入で有利子負債軽減メリット大

 三菱地所<8802>が全般軟調相場のなか売り物をこなし頑強。日銀によるマイナス金利政策導入で不動産セクターは有利子負担の軽減や調達金利コストの低下、住宅ローン金利引き下げなど収益環境にポジティブな影響が大きい。特に有利子負債額が巨大な大手不動産株は金利負担の軽減が財務面で強力な追い風となる。

 同社は1兆9000億円台の有利子負債を抱えており、「借入金利の低下メリットは、仮に0.1%でも約20億円に達することから恩恵は大きい」(市場関係者)とみられ、押し目買いの動きに反映されている。同様の背景で有利子負債が2兆円を上回る三井不動産<8801>も底堅い動きをみせている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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