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【市況】日経平均は21円安でスタート、鉄鋼、卸売、鉱業が小じっかり/寄り付き概況


日経平均 : 16889.48 (-21.84)
TOPIX  : 1357.78 (-4.12)

[寄り付き概況]

 日経平均は小幅に続落して始まった。7日の米国市場はNYダウが5営業日続伸となる一方でナスダックは反落となるなど、まちまちの展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の16880円となり、これにさや寄せする格好となった。10-12月期GDP改定値は下方修正との見方が大勢だったが、物価変動を除く実質の平均値は前期比年率1.1%減と、速報値の1.4%減から上方修正された。

 指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、三井物産<8031>、日揮<1963>、三菱商事<8058>、日東電<6988>などが上昇。半面、NTTデータ<9613>、エーザイ<4523>、トレンド<4704>、スズキ<7269>、塩野義<4507>などが冴えない。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、小幅な下げにとどまっている。

 セクターでは鉄鋼、卸売、鉱業、石油石炭、繊維、機械などが小じっかり。一方で電力ガス、ゴム製品、非鉄金属、その他金融、輸送用機器、その他製品、証券、空運、倉庫運輸が冴えない。
《SY》

 提供:フィスコ

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