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【通貨】3月7日のNY為替概況


7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円70銭から113円23銭まで下落し113円30銭で引けた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した2月労働市場情勢指数(LMCI)が予想外のマイナスに落ち込んだことやブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事が「見通しが明らかになるまで、FRBは辛抱強さが必要」と強調したことなどからドル買いが後退。また、原油や鉄鉱石相場の上昇に連れた商品通貨の上昇に対してドルが下落したことも影響した。

ユーロ・ドルは、1.0947ドルから1.1026ドルまで上昇し1.1010ドルで引けた。ユーロ・円は、124円32銭から125円23銭へ上昇。原油など商品相場の上昇を好感したリスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.4141ドルから1.4284ドルへ上昇した。

ドル・スイスは、1.0012フランから0.9936フランへ下落した。



[経済指標]

・米・2月労働市場情勢指数:-2.4(予想:1.0、1月:-0.8←0.4)・米・1月消費者信用残高:105.38億ドル(予想:170億ドル、12月:213.84億ドル←212.67億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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